75周年を迎えたMoto Guzzi社よりMoto Guzzi Day 1921〜1996にご招待いただき、
クラブを代表して参加して参りました。(写真が多く重いですがお付き合いください)
report and photo by Itaru Tanimoto
1. いざ出発?…思わぬハプニング発生!

 1996年9月11日(水)早朝(7:15)、新宿駅西口京王デパート横の成田行きリムジンバス乗り場に集合して、いよいよ“Moto Guzzi Day”へ向けての旅がスタート。
成田空港で搭乗手続きや、手荷物検査を済ませ、出発ロビーでくつろいでいると突如大地震発生!ロビーも激しく揺れ、いよいよ関東地方も壊滅かと一同パニックに陥りました。居合わせた乗客達はロビーに設置されたテレビに集まり、早速情報収集。速報では千葉県を中心に最高震度4と報じていました。(帰国後新聞で確認したところ千葉県佐原市で震度5を記録し、震源は犬吠埼の東約40Km付近で地震の規模はM6.6との事。)
前途多難の旅のスタートか?
 例によって?Alitalia航空の789便は定刻の11:45から1時間あまり遅れ、13:00に成田空港を離陸しました。これからの12時間あまり、エコノミー席で過ごす事を考えると気が重かったのですが、旅への期待でそれほど苦痛とも感じず、あっと言う間にミラノのマルペンサ空港に到着。
 マルペンサ空港からはリムジンバスでミラノ中央駅まで約1時間(Lit.13000)、ミラノ中央駅から宿泊予定のホテル(Century Tower Hotel)までは徒歩で5分で、チェックインして荷物を置き、早速ミラノ市内ヘ夕食にくりだしました。
 夕食はミラノ中央駅の右手を入ったところにあるRistoranteで取ったのですが、このRistoranteはテーブル数8つ程度の間口が狭く奥行きの長いお店でしたが、食事は大変おいしかった。
 ホテルに戻り翌日の朝食の集合時刻を決め、各自の部屋で眠りにつきました。ホテルの部屋はツインをシングルで使用しているためかなり広く、ホテルのパンフレットにも小人数の会議などが部屋でできる様に書かれており、心配していた電源コンセントも間隔が約20ミリ弱の丸ピン2本のもので、持って行った髭剃りやパソコンは問題無く使えました。テレビは約30チャンネル位あり、英語放送もNBCやCNNなど3チャンネル程見ることができました。
ミラノ中央駅
 海外でやはり心配なのが水。胃腸がタフな人は別としてやはりミネラルウォーターが安心で、気になる人は口をゆすいだり歯磨きにもミネラルウォーターを使う様です。ただしミネラルウォーターには炭酸入り(Frizzante)と、無し(Naturale)があり、どちらもAcqua Minerale Natuareといいほとんど同じラベルなので、よく見比べて購入する必要がありますね。
About of Club Top