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中央自動車道での謎

吉田うどん
 

先日、中央道を東京に向かっていた際、初狩パーキングエリアに昼食を摂りに立ち寄りました。豪勢になりすぎたサービスエリアより、昔ながらのスナックコーナーを備えたパーキングエリアが好みなのです。昼食には吉田うどん(風?)をいただきました。下りのスナックコーナーにはスリダネが各テーブルに常置されてたと記憶していますが、こちらには無くて残念でした。


 
トイレのモニター
 

下世話な話になりますが食後トイレに・・・・・。
用を足していると目の前のモニターに次々と走行上の注意が流れます。「積載注意」「あおり運転」「バイクのスピード注意」と。ですが、あれ? あれれ? もう一度見たい! 再び同じ絵が出てくるのを3周待ちました。


 
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こ、これはモトグッチでは!?
 
水平単気筒エンジンにアウターフライホイール!ただしフライホイールの位置が左右逆なのですが。さてさて、これを作った方はオートバイに詳しくて、モトグッチが好きなのか? 逆にあまり詳しくないけど仕事を依頼されて当たり障りのない古い画像を見つけて使ったのか?
 
それにしてもこのモトグッチは一体なんなのでしょう?松葉フォークとタイヤの上部側面を隠したリアフェンダーがヒントになりそうです。



Dondolino
 

このタイプのリアフェンダーがモトグッチ・レーサーで使われ始めたのは1940年代中盤です。一方フロントフォークは1946年から製造が始まったガンバルンガ500からテレスコピックタイプが使われ始めています。
 
そこら辺を考え合わせると、ガンバルンガの少し前に活躍していたドンドリーノ500がこのモデルになったのではないでしょうか。どうやら画像は反転しているようですが、時代が合致しているライダーのヘルメットやゴーグルの様子からも、きっとこの絵の元になった画像がどこかにあるに違いないと探してみたのですが、残念ながら見つけられませんでした。上の画像はモトグッチのレーサーを追った書籍のものです。
 
でもひょんなとこから楽しませてもらいました。謎は謎のままに。
ちなみに追走するクルマのほうはダッジの1972年チャレンジャーという説が。ほんと、どんな方がこのイラストを作ったんでしょう?
 
mas

15 marzo 1921

去る3月15日は100年前の1921年にカルロ・グッチとジョルジョ・パローディがジェノヴァで正式にモトグッチ社の設立手続きを行った日でした。その少し前からマンデッロ・デル・ラーリオでは市をあげて道路を飾ったり準備をしていましたが、残念ながらCOVID19感染のレッド・ゾーンに指定されていたので、人を集められない代わりにネットでそれらを紹介していました。
 
そんな中、モトグッチ95周年イベントでマンデッロで知り合ったカルロから「オンラインのテストしよう」と連絡が来たのです。カルロはマンデッロに持ち込んだ私のV65のグリーンカード(保険)の手配をした事務所の人で、地域の旧車クラブのメンバーでもあり、マンデッロでのモトグッチイベントを主催するメンバーの一人だったのです。ちょっぴり古めのV65をレストアしてイタリアまで持ち込んだ日本人、そしてモトグッチの整備業もしているということで当時えらく肩入れしてくれて彼らが主催したモト&ファッションショーに出させてくれたりしました。


 
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オンラインミーティング?zoomかな?と待っていたらVmixというサイトのリンクが送られてきて、上の画像がテストの様子です。左下がカルロ、あとは知らない方で、この時はぼんやり「この人たち誰だろう?」と思ってました。そして14日になって「15日夜9時だよ、プロセッコでも用意して待ってて」などと言ってきたので、これは各クラブの代表が集まって乾杯するんだな!とオーナーズクラブオブジャパンの佐藤会長にも連絡して日本での16日早朝早起きして待機してたのです。


 
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それがフタを開けてみたら私の地元放送局の生放送出演だったのです。まあ前からカルロは詳しく説明はしてくれないタイプでしたが、私の語学力の低さもあって勘違いしてました。佐藤会長には悪いことしました。水色のセーターは局の司会者、赤いシャツはマンデッロの市長リッカルドです。
 
そんなに達者に話せない上に、祝辞を言って乾杯程度にしか思ってなかったので焦ってしまいグダグダでした(笑)先方も承知の上で、たくさんこちらに振ることはなくあちらのほうでモトグッチリパラーレの紹介などいろいろ説明してくれたのですが、あとでコメント欄を見たら「massiはボトル1本開けちまってるゾ」(乾杯用のプロセッコとグラスを横に置いていたからでしょう)というコメントがあったので、見ていた皆さんには酔ってグダグダになってると思われたのかもしれません。



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モトグッチメンテナンスブックを持っているのはオスカルというモトジャーナリストです。先のカルロが日本ではまず手に入らない書物をくれたので、お返しに帰国後にメンテナンスブックを彼に送ったのです。どうやら95周年のときの出会いに加え、この本などを見て日本の、なんて言うんでしょう、エンスージアスト(えらい懐かしいような言葉ですが!笑)として紹介しようと思ってくれたのでしょう。
ちなみに上の画像の左の本Cuori a pistoneはオンラインのテストをしたときに右上に映ってる方が著したものでした。オンラインとスタジオから、モトグッチに関わった人物が7人紹介された番組だったのでした。テストのときは全員イタリア語を話していたので外国人は私だけだったようでした。今更ながらに大汗ものでした。


 
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少しカルロの話をします。95周年イベントのとき日本に帰る前にモトグッチリパラーレで修理や車検整備などさせていただいた紀文食品様のモトグッチの話を彼にしました。
 
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紀文ヒストリー

紀文の創業者の方が戦後すぐの1946年にモトグッチを入手して毎朝築地から外房へ魚の仕入れにモトグッチで出かけ会社を大きくしたというストーリーを聞いたカルロは「ジョバンニ・ラナと同じだ!」と興奮しました。イタリアにも
リンク

モトレジェッラ65で自家製のトルテッリーニを配達

して、のちに大きなパスタ会社まで育てたジョバンニ・ラナという方がいたのです。世界的にも有名になった冷凍生パスタメーカーの会社名もそのままジョバンニラナです。日本でもトルテッリーニではないですがラヴィオリが通販で買えるようですのでよかったらお試しください。


 
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先にも書きましたがカルロは旧車クラブ「ヴェッキエ・ルオーテ・デル・ラーリオ」のメンバーです。コモ湖とレッコ湖を中心にしたエリアをラーリオと呼びますが、そこの旧車クラブのメンバーと言うだけあってモトグッチ紀文号のことを調べあげてくれました。
エンジンナンバーから、これはスポルト14で1930年3月21日に製造されローマの代理店に売られていった車両だとわかりました。ただしフレームは出荷時のものとは異なり、フレームナンバーからは1930年製のほかのスポルト14と1939年製のGTVの2台が見つかってしまったのです。本当はあってはならないのですが・・・(笑)
 
ちなみにスポルト14はインテークバルブがサイドバルブでエキゾーストバルブがオーバーヘッドバルブ(高温になるバルブが冷えやすい位置に置かれています)なのに対して、GTVは両方共オーバーヘッドバルブになり燃焼室もペントルーフ型になっています。エンジンの技術はどんどん進んでいますが、フレームはまだあまり変わりなく共用できそうですからGTVのフレームに替えられた可能性も捨てきれません。ただ仮に1939年製のGTVのフレームに交換されてその後日本に来たのだとして、紀文の創業者の方は1946年に買われたということですが、終戦後1年で高級外車が輸入されたとは考えにくいので戦前に日本に来ているはずです。日本が対米開戦する1941年はすぐやってきます。日本の敗色濃くなる戦争後半は海運もままならなくなっていたでしょうから、1939年から1944年あたりの短い間に日本にやってこなければなりません。モトグッチ紀文号の外装はまるまるスポルト14ですし、やはり1930年製のほかのスポルト14のフレームが使われているのでしょう。
それにしてもどういう経緯で日本にやってきたのか?とても興味深いですね!あと、戦時中の金属類回収令を受けて供出されたりせず、無事よその国での戦時を生き抜いてよかったです。


 
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マンデッロでの100周年イベントはいつも通り9月に予定されています。例年金曜に始まって日曜に終わるところ、今年は9月6日月曜から12日日曜までと1週間のイベントになるようです。どういう形で開催するか、探り探りだと思いますが・・・。
ポスターのコピーは「スタートはいつなんだい?」ですが、もう始まっています。インタビュー番組で私と前後して出た中に往年の名車ガレット(ポスターに写るオンドリが描かれた車両です)をモチーフとしたガレット・エレクトリックを発表した若きデザイナーもいました。すでにモトグッチの次の100年が始まっているのです。
 
mas

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真のボンド

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マンデッロ・デル・ラーリオのモトグッチの本社工場正面のかつての搬送口にはこの写真が大きく飾られていました(2017年以降は未確認ですが)。そうジェームズ・ボンドに扮したショーン・コネリーがモトグッチ、恐らく850GTにまたがっているのです。
 
後年の別のボンドが某B○○にまたがってスクリーンに登場しましたが、そのころは「最近のボンドはB○○に乗ってるらしいが、真のボンドはモトグッチに乗ってるのサ!」などとこの写真を掲げてイタリアのグッチスティがネット上で叫んでいたものです。笑
 
ただ、調べましたがボンドがモトグッチに乗るシーンはどこにも無く、この写真もショーン・コネリーではあるけどジェームズ・ボンド役のものとは限らないですよね。でも我々だけがそうだと信じ込んでいてもいいじゃないですか。

2020年10月31日 バハマにて 享年90歳

R.I.P
安らかにお眠りください
 
mas

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[お願い] 不要不急の外出は・・・

リパラーレは現在(4/20)のところ営業継続中です。ご存知の通り元々わんさかお客さまが集まる店ではなく、整備にお持ちになる方と完成車輌を引き取りに見える方が週末チョロッと(笑)いらっしゃるだけなのと、私はチャリ通勤、志賀はクルマ通勤で他者との接触が無いので出勤可能だろうという判断です。
 
そんな中、ポツリポツリといらっしゃるお客さまと話題になるのは「やっぱオートバイでツーリング出かけたらいけないのかな〜?」ということです。
*一人で走って止まらず帰ってくれば
*遠い他県には行かなければ
*人目につかないよう朝暗いうちに出て午前中に帰れば
等々、たしかにソロツーリングなら実害は無いと私も最初は思っていたし、ただ東京のナンバーが走り回ってるというイメージの問題は残るので、「人目につかないようにってことですかね〜」などと話していたのです。
 
ところが昨日ラジオの交通情報で国道134号江ノ島周辺と青梅街道青梅市の渋滞を伝えていて、「江ノ島混んでるのか!?でも青梅ってナニ?」と思っていたのですが、あとからSNSで青梅や奥多摩の方が悲鳴をあげてるのに気づきました。
 
許可を得て画像をお借りしました。


 
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↑4/11の画像 先週から始まっていたようです

 
 
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↑4/19の画像
ほかにも地元の方が観光客"襲来"の画像をたくさんあげていました
 
書かれていたのは
*都心方面ナンバー他県ナンバーが大挙やってきてる
*奥多摩湖の駐車場まで満車
*公共の駐車場でシート敷いて花見したりマスクもせずに歩き回ってる
*怖いのでやむなく店を閉めた
*スーパー等で観光客らしき人が地元民相手にトラブル起こした(数件)
 
運悪く集中が起きたのと、ひときわ無神経な人の存在が重なったこともありますが、それ以前にこの時期どこであれ誰であれ、よそ者が近づいてくることに恐怖を覚えるのは当然の話です。少人数であってもですね。ましてや高齢化率が高かったり病床数が少なかったりする地域はなおさらかと思います。
私も甘い考えを反省しました。ソロツーならいいかと言って、どうしてもトイレを借りたくなったら必ずどこかを触るし、もし急病や不慮の交通事故で出先の病院に担ぎ込まれたらそれこそ「オマエなにしに来たんだ!」と言われてしまいます。
 
条件をクリアすればいいということではなく、基本に戻って、「不要不急の外出はしない」。皆さまもよろしくお願いいたします。コロナを押さえ込んでから何も気にせず思いっきり走りましょう!
 
なお、モトグッチリパラーレは現在お渡しをお約束しているお客さまの整備が終わったら休業に入る予定です。そのときはまたお知らせいたします。
 
mas

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OFF ROAD EDITION

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9月はモトグッチのイベントの月、イベントはこの週末に開催され、マンデッロの知り合いからから画像が届きました。天気も良く盛り上がったようです。
 
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メーカーサイドはOPEN HOUSEでグッチスティを迎える一方、マンデッロのインターナショナル・ミーティング実行委員会はV85TTの発売を受けて、いままでモトグッチがリリースしてきたTTシリーズ、NTXシリーズ、QUOTA、STELVIOのオーナーを招き、また過去エンデューロレースで活躍した(ナショナルレースでモトグッチが勝っていた時期もあるのです)マシンやライダーを語るトークイベントなども催す「OFF ROAD EDITION」を開催しました。
 
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私も行きたかったのですがとてもムリ!!!
・・・・・せめて「独りOFF ROAD EDITION」ということで、イベントに先立つ金曜日にオフロードを走ってきました。向かったのは山梨の茅ヶ岳周辺をめぐる林道。サスペンションストロークに乏しいV65改スクランブラーでもそれなりに楽しめるフラットで明るい林道でした。
 
mas
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V65 イタリアから

すでに廃刊になって久しいトライアルジャーナルという雑誌をご存知ですか?トライアルはどちらかというと近畿圏のほうが盛んだったと思いますが、そのどちらかというとマイナーなトライアルを取り上げた雑誌でした。
 
トライアルはオートバイの趣味の中でも、たとえツーリングトライアルのようなレクリエーションであっても、どうしても実力を問われてしまうジャンルだと思っています。私もスペインMONTESAのトライアル車COTAを持っていますが、トライアルのスポーツ性の壁の前に挫折したひとりであります。(要はろくに練習もせず下手くそなままに終わったということです、笑)
 
話を戻しますが、トライアルジャーナルにかつて連載を持っていたイタリア人がいます。
Fabio Goffiさん、いち時期日本にいてアプリリアで働き、トライアルジャーナルで「FABIO先生のテクニカルニュース」という連載を持っていたそうです。(↓当時の写真)


 
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そのFABIO=ファビオさんがイタリアでV65のカスタム車を造りました。そして彼のご子息でフォトグラファー&ビデオグラファーのナオキさんが画像&動画をネットにあげていますのでご紹介します。

 
 
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https://www.youtube.com/playlist?list=PLjuBGDemBLNh_vDF44jarhRVsBBQvJeXW
 

カスタムの難しさは既製品(汎用品)で組むのと、ワンオフで造りあげるものとの差の大きさにあると思います。思いを具現化するにはやはり思い通りの造形を与えたワンオフで組むのが一番です。ファビオさんはタンク以外を作られています。
 
また弊社代表志賀のルマン1000も同様に思います。このアルミタンクはお金がかかってますよ!ちなみに「売る」と言っていますがどなたかいらっしゃいますか?(ただし身長170cmのライダーにジャストフィットするよう作られています。ので私は乗れません、笑)


 
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思い通りに造り上げるには、残念ながらそれなりの出費も必要になります。たまにカスタムのご相談もお受けしますが、既製品の組み合わせだけではやはり不十分で、また漠然と「やりたい」だけではなかなか達成しないのが現実であります。現在わたしもV65のカスタムを始めていますけど、資金難のためこれは妥協の産物になるでしょう。それでどこまでイメージに沿えるか楽しみではありますが・・・。
 
最後にナオキさんのWebsiteをご紹介しておきます。


https://naokigoffiproduction.wordpress.com/
 

対象はオートバイに限りません。美しい映像・画像が載っています。どうぞご覧くださいませ!!
 
mas

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遠方より友きたる

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モトグッチの聖地、マンデッロ・デル・ラーリオから友人が来ました。


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お箸でコロッケ弁当を食べてます(笑)




mas
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マンデッロの春

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モトグッチの町、マンデッロ・デル・ラーリオからの便りです
 
モトグッチ工場(左)と駅にはさまれた駐車場の土手に桜が咲きました
 
綿が飛んで春が来るというフェリーニの映画がありましたが
 
マンデッロの春は桜が呼んでくれるようです♪
 
mas

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第40回東京モーターサイクルショー

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金曜日、東京モーターサイクルショーに行ってきました。
モトグッチブースは同じくPGJのヴェスパやアプリリアと共に、入り口近くに陣取っていました。
 
V7シリーズを中心とした展示。
オートバイにあまり興味なさそうな(単に見た目ですが)タイプの女性がV7RACERをカメラに収めてたのが印象的でした。


 
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全体的に「アッ!?」と驚くようなものはなかったように感じます。が、気がついたものをいくつかご紹介。
 
まずはイタリア製、オメガ・ネック・ブレース
見た目はプロテクターのようですがその機能は少ないようで、ブレースは医学用語で固定器を指します。首を固定して転倒時のダメージを防ごうというものです。

ヘルメットの端がネックブレースに当たってそれ以上は首が曲がらないという仕組みです。持つとゴツイのですが装着感はかなり軽くて意識させないものでした。


 
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続いてAZという中国製リチウム電池。
発火のことについて伺ってみたら、なんでも極板の素材が違うという説明でした。携帯電話のバッテリーが酸化コバルト、電気自動車のバッテリーが酸化マグネシウムを使用するのに対し、これはリン酸鉄リチウムを使用しているそうで、これなら従来品と異なり可燃性ガスを発生しないのだそうです。
 
ただ鉛バッテリーと比べ、同じ容積なら容量が半分なのです。これは痛い。聞いた限りでは充電電流量には制限がなく、また回復率も良いらしいので走れば鉛バッテリーより早く補えるということでしたが、ライトオンで渋滞など、消費と供給のバランスが悪い状況が続くと心もとない気がします。


 
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これはDUCATIのDIAVELです。3つの走行モードが走行中でもワンタッチで選択できます。エンジン出力やトラクションコントロールで変化させるのです。こういう話題はカリフォルニア1400を紹介しつつ書きたかったものですが、残念ながら展示がありませんでした。
 
ちなみに係りの方が「劇的に変わりますよ♪」とおっしゃったので「ライダーは自分が上手になったって勘違いしますよね?」とお返ししました。
 
そうなんです。スロットル・バイ・ワイヤーですから、ライダーがどんな乱暴なスロットルコントロールをしようと、コンピューターが状況に応じてほどよく(笑)リアタイヤを駆動してくれてしまうのです。
大変だ!!速いひとが増えてしまう!まあそれはいいのですが・・・・

暑い寒いも甘受しなければならないし、何かが起きればヘヴィな結果でさえも自分が受け止めなければいけないのがライダーなのですから、あまりにイージーな環境ばかり与えられて(甘やかされて、は言葉が過ぎますか?)いいのかな〜?と考え込んでしまいました。
 
 
 
mas

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Felice Anno Nuovo !!

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明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。


昨年はV7に始まりV7に終わった日本のMOTO GUZZIでしたが、今年はMOTO GUZZI本来のBig GUZZIでありたいものです。

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ニューモデルのCalifornia1400は今までのCaliforniaとはまったく異なるモデルです。
殆どの部品が新設計で、ラバーマウントされたエンジン(ん?揺れるEGユニット)・トラクションコントロール、---世界的な排気ガス規制の為でしょうが大排気量車の加速時のスロットルを開ける時、タイヤグリップとのバランスを考えたスロットルワークのスリルと面白さは何処に----?
(しかし、トラクションコントロール車は速いんですよね・笑)
それと3ステージのパワーカーブを選択出来る。(・・とベローチェと・・)
トラクションコントロールというう事はスロットルby ワイヤーです。
注:byワイヤーはケーブルではありません電線です(笑)念の為。
それに、バルブ開閉にハイドローリック ローラータペットを採用!!


今年2013年は日本仕様が輸入される様ですので、MG.RIPARAREは今年もイタリアに気触れつつ業務に励みますのでご愛顧の程宜しくお願い申し上げます。

RIPA-Shiga
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